Android PlayストアにUnityで作ったゲームを公開してみる
Unity 2019.3.0a4のAndroidアプリ作成で困っている人に捧ぐ
最近地味に作っているチラ裏シューティング。マウス操作時の移動方法を変更することで、スマホでもあそびしやすくしてみた。 そこで、せっかくなのでAndroidアプリにしてみた。その勢いのまま、GooglePlayストアにデベロッパー登録をしてみてアプリをアップロードしてみた。現在公開待ち。なのでそれまでの流れをブログに記したい。
「NDKを求めて」の項はあまり情報がなかったので重要かも。
途中メモとか取ってなかったので思い出しながら書く。長くなるのでいろいろ割愛。 ちなみにUnityのバージョンは2019.3.0a4。
Unityでゲーム作成
wakarikaneru.hatenablog.com こんなの作った。スマホで動かしやすいよう、前々から温めていた操作方法を実装。チラ裏でも評判だった。どうせなら、と、スマホアプリにする決意を固める。早速動き出す。
APK作成
そんでもってUnityでは簡単にAndroidアプリを出力できるとのことで。出力してみようとしたが「このライセンスはAndroidアプリの出力はできないよ!」的なことを言われる。 なんのこっちゃ、と思ったが、要はUnityHUBにログインしていなかっただけだった。ログインし、再度ビルド画面を表示すると、良かった。ビルドできるみたいだ。細々とした設定を済ませ、ビルド。できた!スマホにもAPKを送ってみる。動いた!
なんかSDKとかインストールしてUnityに設定した気もするけど記憶にない。
デベロッパー登録
勢いに任せてGooglePlayストアのデベロッパー登録を済ませる。せっかくなので、あたらしいGoogleアカウントを作成、クレカを登録、電話番号によるSMS認証、くらいか。
アプリ情報の登録
アプリの登録的なボタンが出てきた。そこを押すと、次々と入力欄が出てくる。アプリ名、タイトル、説明文、スクショ、などなど。そこに思いの丈をぶちこんでゆく。
APKのアップロード…が、ダメ
アプリ情報を入力し終わると、いよいよアプリをアップロードしろ的な画面が出てきた。先程作ったAPKをぶちこんでみる。速攻で弾かれた。なにやら、Android App Bundleという形式でアップしろ、とのことだった。
Android App Bundleの作成
Android App Bundle(以下AAB)での出力は簡単だった。多分ググればすぐ出る。ので、割愛!
なんか署名とかも作った気がするけど記憶がない
AABのアップロード…が、ダメ
AAB形式でアップロード画面にぶちこむ。また弾かれた。なにやら、64bitのアプリ出ないといけないみたいだ。
64bit版アプリの作成
(後述するが、もしかしたらこの手順は不要だったのかもしれない。) 64bit版のアプリとして出力する方法をググる。どうやら、NDKというものが必要らしい。適当に探してそれらしきものをぶちこんでみたがダメだった。
とあるエラーメッセージがわたしの行く手を阻んだのだった。
"NDK 19.2.5345600 detected. Unity requires NDK r19 (64-bit) (19.0.5232133)."
NDKを求めて
NDK r19というものを探す。多分最新版を入れれば動くだろと思い、次のURLから最新版NDKをダウンロード。 NDK Downloads | Android NDK | Android Developers
しかし動かない。どうやら、バージョンが新しすぎても動かないようだ。
次にOlder Versionsからバージョン19cをダウンロード。すると、前述のエラーが発生。マイナーバージョンの違いでもダメなのか!!
こんどは下ならどうだろうと思い18だかを投入。ダメ!
探すこと体感3時間。泣きそうになりながら(というか泣いた)、吐きそうになりながらも、ついにそれを見つける。
一箇所だけ解決方法が載っていた!次のページ!
https://forum.unity.com/threads/solved-2019-3-0a4-incompatible-ndk.688108/
Unityが要求しているNDKは「r19」。しかし、公開されているNDKは「r19c」のみ…。つまり!!
NDKの過去バージョン一覧には載っていないが、ファイルとしてはサーバー像に存在している模様。よって、先程のURLのようにダウンロードURLの「r19b」の部分を「r19」に書き換え、URLを開く!…と、できた!!r19がダウンロードされた。これをUnityに設定し、ビルドを走らせると…動いた!!!
こんどこそ64bit版アプリの作成
NDKを設定し、64bit版で出力する設定にしてビルド。動いた。これで64bit版のAABができあがった。長い戦いだった。
AABのアップロード
というわけで苦労の末に生成したAABをアプリアップロード画面に投入。弾かれ…ない!なんのエラーもなく、ついに登録完了となった。長い戦いだったが、勝った。
いざ、公開!
しようとおもったけど公開ボタンがグレーアウトして動かなかった。もしかしてと思い、ページに表示されているチェックマークの項目をすべて埋めていくことにした。
必要な情報の入力(うそ、これ全部やるの?)
アプリ登録画面はこんな感じ。 チェックマークがついているページの内容を全て埋めていく。中にはプライバシーポリシーを出せ!というページもあったが、一旦は出さなくても大丈夫なようだ。
こんどこそいざ、公開!
チェックマークをすべて点灯させると、今までグレーだった公開ボタンが生きていた。ボタンに思いの丈をぶちこむ。公開された…のか?いや、まだ公開待ちだった。
そんなこんなでいま、こんなかんじ。
という感じでした。ここまでが約半日がかり。非常に疲れた。 公開されたらまたブログで宣伝します!!
では!